よくあるご質問
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Q. 首都圏CCS事業ではどのくらいのCO2を貯留することができますか?
初年度は120万トン、将来的には年間約500万トンのCO2の貯留を見込んでいます。これは森林面積5,700km²が吸収するCO2に相当し、千葉県面積の1.1倍にあたります。
Q. 首都圏CCS事業の特色、位置づけを教えてください。
最大の特徴は日本有数のCO2排出源である、京葉コンビナートから排出されるCO2を同県内で貯留することです。本事業を通じて、千葉県内の脱炭素化に貢献します。
Q. 再生可能エネルギーや省エネとCCSの違いを教えてください。
CCSは鉄鋼業や化学工場など、CO2発生が避けられない分野での脱炭素化に有効です。再生可能エネルギーや省エネ技術とあわせて活用することで、世界全体のCO2排出量削減に貢献できます。
Q. CO2はどのように輸送しますか?
地下に埋められた、直径約70cmの鋼製パイプラインの中を通し輸送します。パイプラインは十分な厚さと強度を確保し、腐食対策を実施の上、国の安全基準を満たしたものを使用します。365日24時間体制で監視し、漏洩等を検知した際は速やかに安全処置を実施します。
Q. パイプラインは地震が起きても安全ですか?
安全性を最優先に設計しています。国の安全基準を満たし、震度7クラスの地震や液状化が起こっても破断しない(ちぎれない)強度を確保しています。本事業においても、過去の大規模地震で道路崩落などの被害に耐えた実績のある、天然ガスパイプラインと同等の高い安全規格のものを採用します。
Q. パイプラインは土砂災害が起きても安全ですか?
パイプラインのルートは、事前に地質調査を実施し、安全性を最大限確保できる経路を選定しています。 やむを得ず地質条件の厳しい場所を通る場合には、土砂が動く可能性のある層よりもずっと深い位置にパイプラインを設置建設するなどの対策をします。
Q. 地下に貯留したCO2が漏れないのですか?
CCSの技術は1970年代より世界各地で用いられ、その安全性について検証されてきました。日本では、2016年から2019年に北海道苫小牧市で「苫小牧CCS実証実験」が行われましたが、圧入開始後から現在までCO2の漏洩は確認されていません。
本事業においても、国の安全基準に従い、CO2を確実に閉じ込められる層であることを事前に確認します。加えて、圧入中および圧入後には、地層の圧力や温度を継続的に測定し、CO2の分布範囲を検査することで、異常の有無を確認します。
Q. なぜ外房沖に貯留するのですか?
水溶性天然ガスの開発・生産で得た豊富な地層・地質データから、外房にはCO2貯留に適した地層が存在する可能性が高いと見込まれるためです。

