地質的優位性
CO₂を安全に貯留できる地層
CO₂を地下に長期的かつ安定的に貯留するためには、CO₂を受け入れる「貯留層」と、その上部でCO₂を閉じ込める「遮へい層」が十分な深さと厚さを備えていることが重要です。 既存の調査結果では、九十九里沖にはCO₂の貯留に適した地層(上総層群)が十分な深さに厚く分布しています。
CO₂を閉じ込める地層
CO₂を長期的かつ安定的に閉じ込めるためには、 「貯留層」の上部にCO₂を通しにくい「遮へい層」が必要です。 九十九里沖は堆積した当時に深い海であったことから、遮へい能力の高い泥岩層が発達しています。
長年の調査データと知見
九十九里地域では、水溶性天然ガスの開発・生産を通じて、地下の地層に関するデータや知見が長年にわたり蓄積されてきました。
現在は、こうした既存のデータに加え、掘削調査などで得られる新たな情報も活用しながら、貯留層の広がりや厚さ、遮へい層の状態、断層の状況などを確認しています。
これらの調査結果を科学的に評価し、特定区域の中で、CO₂を長期的かつ安定的に貯留できるエリアを慎重に検討しています。
地理的優位性
京葉臨海工業地帯は、日本有数の産業集積地であり、多くの工場からCO₂が排出されています。 CCSでは、工場で分離・回収したCO₂を安全に貯留できる場所まで運ぶ必要があります。九十九里沖は、京葉臨海工業地帯から回収したCO₂をパイプラインで輸送できる位置にあります。
関連リンク
(よくあるご質問)
地域の皆さまの安心を最優先に考え、居住エリアから十分な距離を確保できる海域での貯留を計画しています。
CCSに適した地層が広がる陸域では、居住エリアを完全に避けて事業を行うことは困難です。そのため、心理的・物理的に余裕を持った距離を確保できる海域での貯留を前提としています。
なお、国により指定された本事業の特定区域も海域となっています。


